きこえの悪さでお困りの方へ

テレビの音量が大きくなった、会話で聞き返すことが増えた、片耳だけ聞こえにくいなど、きこえの変化を感じていませんか。
きこえの低下には、自然に改善するものから早期治療が必要な病気までさまざまな原因があります。
特に、急にきこえが悪くなった場合は早急な受診が重要です。
当院では、原因を正確に診断し、日帰り手術・処置から補聴器まで一貫して対応し、必要に応じて高度医療機関と連携します。
こんな症状はご相談ください
- きこえにくさが数日以上続いている
- 片耳だけ急に聞こえなくなった
- 耳鳴りや耳のつまり感がある
- 耳だれや痛みを伴う
- 左右で聞こえ方に差がある
- 聞き返しや聞き間違いが増えた
- 会話や音楽が楽しめなくなった
- 症状が繰り返す、または徐々に悪化している
主な原因となる疾患
突発性難聴
ある日突然、片耳のきこえが低下する病気です。耳鳴りや耳のつまり感を伴うことが多く、めまいを伴う場合もあります。
原因ははっきりしていませんが、内耳の循環障害やウイルス感染などが関与すると考えられています。
重要ポイント
- 発症からできるだけ早く治療開始することが予後に直結
- 目安として48時間以内の受診が理想(遅くとも1週間以内)
- 初期治療はステロイド治療が中心
当院の対応
早期診断のうえ、速やかに治療を開始します。重症例や入院加療が望ましい場合は、適切な医療機関へ紹介します。
加齢性難聴
加齢に伴い内耳の機能が低下し、徐々に進行する難聴です。特に高い音から聞こえにくくなり、会話の聞き取りが低下します。
特徴
- 両側性・進行性
- 聞こえているが理解しづらい(語音明瞭度低下)
当院の対応
補聴器による聴力補助が中心となります。
当院では補聴器外来で適応判断から調整まで対応しています。
中耳炎(急性・滲出性)
鼓膜の奥(中耳)に炎症や液体がたまることで、音が伝わりにくくなります。
症状
- 難聴
- 耳痛・発熱(急性)
- 耳閉感
当院の対応
薬物治療を基本とし、改善が不十分な場合は鼓膜切開術・鼓膜チューブ留置術(日帰り)を行います。
慢性中耳炎・鼓膜穿孔
鼓膜に穴があいた状態が続くことで、難聴や耳だれを繰り返します。
当院の対応
自然閉鎖しない場合は鼓膜穿孔閉鎖術(日帰り)で改善を図ります。
真珠腫性中耳炎
中耳内に異常な組織が増殖し、周囲の骨を破壊しながら進行する病気です。
注意点
- 難聴が進行する
- めまい・顔面神経麻痺のリスク
当院の対応
診断のうえ、手術可能な専門医療機関へ速やかに紹介します。
外耳炎・耳垢栓塞
耳の入り口の炎症や耳垢の詰まりにより、一時的に聞こえにくくなります。
当院の対応
耳垢除去や点耳薬で改善します。
その他の原因
- メニエール病
- 耳管機能障害
- 聴神経腫瘍(※片側難聴で重要)
- ストレス関連(機能性難聴) など
※特に片側のみの難聴や左右差が強い場合は精密検査が必要です。
きこえの仕組みと難聴の種類(簡単に)
きこえの低下は、大きく以下の2つに分けられます。
- 伝音難聴:鼓膜や中耳の異常(中耳炎・鼓膜穿孔など)
- 感音難聴:内耳や神経の異常(突発性難聴・加齢性難聴など)
原因によって治療法が大きく異なるため、正確な診断が重要です。
当院の診療体制
日帰り手術
- 鼓膜切開術
- 鼓膜チューブ留置術
- 鼓膜穿孔閉鎖術
補聴器外来
- 適応判断
- 調整・フォロー
高度医療機関との連携
- 鼓室形成術
- アブミ骨手術
- 人工内耳 など