舌・口腔腫瘍摘出術
― 口の中にできた腫瘍を摘出する手術 ―
舌・口腔の腫瘍とは

口の中にはさまざまな腫瘍ができることがあります。
発生する部位としては
- 舌
- 口蓋(上あご)
- 頬粘膜(ほほの内側)
- 口腔底(舌の下)
- 歯肉(歯ぐき)
などがあります。
多くは良性腫瘍で、例えば
- 線維腫
- 乳頭腫
- 粘液嚢胞
- 血管性病変
などがみられます。
症状として
- 口の中のしこり
- 違和感
- 咬みやすい
- 出血
- 徐々に大きくなる
などがあります。
治療の基本方針
口腔内の腫瘍は
- 良性腫瘍
- 炎症性変化
- まれに悪性腫瘍
などさまざまな可能性があります。
そのため、腫瘍の性状によっては摘出して病理検査を行い、診断を確定することが重要です。
舌・口腔腫瘍摘出術

手術では腫瘍を周囲組織から丁寧に切除します。
摘出した組織は病理検査(顕微鏡検査)を行い、最終診断を確認します。
手術方法
多くの場合、
- 局所麻酔
- 日帰り手術
で行うことが可能です。
手術時間は15〜30分程度が目安です。
腫瘍の大きさや部位によっては縫合を行います。
術後の経過
口腔粘膜は血流が豊富なため、
- 軽い出血
- 腫れ
- 痛み
がみられることがあります。
通常は数日で落ち着きます。
術後数日は
- 刺激の強い食べ物
- 熱い飲食物
を控えていただきます。
合併症・注意点
すべての外科手術と同様に、以下の可能性があります。
- 出血
- 感染
- 傷の開き
- 一時的なしびれ
必要に応じて適切に対応します。
悪性腫瘍の可能性について
口腔内の腫瘍の多くは良性ですが、まれに悪性腫瘍(口腔がん)が含まれることがあります。
病理検査の結果によっては、がん治療を専門とする医療機関での治療が必要になる場合があります。
その際には速やかに適切な医療機関をご紹介します。
まずは外来でご相談ください
口の中の腫瘍の多くは良性ですが、
大きさや形状によっては診断のための摘出が必要になることがあります。
当院では診察を行い、
- 経過観察でよいのか
- 摘出が必要か
を判断します。
口の中のしこりや違和感が気になる場合は、
まず外来でご相談ください。