鼻・副鼻腔腫瘍に対する手術
― 内視鏡下 鼻・副鼻腔腫瘍摘出術(良性腫瘍)―
鼻・副鼻腔腫瘍とは

鼻腔や副鼻腔にできる腫瘍には、良性のものから悪性のものまで、さまざまな種類があります。
良性腫瘍であっても、
- 鼻づまり
- 繰り返す鼻出血
- 鼻の違和感
などの原因となることがあり、
症状や大きさ、増大傾向によっては手術が必要となります。
内視鏡下 鼻・副鼻腔腫瘍摘出術とは
内視鏡下鼻・副鼻腔腫瘍摘出術は、細い内視鏡を用いて鼻の中から腫瘍を確認し、摘出する手術です。
- 顔に傷はつきません
- 拡大視野で腫瘍を確認しながら手術を行います
- 腫瘍の位置・大きさ・性状により手術方法は異なります
当院では、
術前の画像検査などにより良性と考えられる鼻・副鼻腔腫瘍を主な対象としています。
当院で行う鼻・副鼻腔腫瘍手術の対象
当院では、以下の条件を満たす場合に、内視鏡下での腫瘍摘出術を検討します。
- 良性腫瘍が強く疑われる
- 病変が内視鏡下に安全に到達可能
- 手術時間が過度に長くならないと判断される
これらを踏まえ、局所麻酔に鎮静薬を併用した日帰り手術が可能と判断された場合に施行します。
悪性が疑われる場合・悪性と判明した場合について
鼻・副鼻腔腫瘍の中には、画像検査や内視鏡所見から悪性が疑われるものがあります。
このような場合、がん治療を専門とする医療機関へ速やかにご紹介します。
また、術前には良性と考えられていても、摘出した腫瘍の病理検査の結果により悪性と診断されることがあります。
その際にも、
- 必要な検査・情報を整理したうえで
- 速やかにがん治療専門施設へご紹介
し、適切な治療につなげます。
合併症・注意点
本手術に伴う一般的なリスクとして、
- 出血
- 感染
- 一時的な鼻内の違和感
- 症状が十分に改善しない可能性
などがあります。
腫瘍の位置によっては、周囲の重要な構造(眼窩・頭蓋底など)に近接することもあるため、
手術の適応は慎重に判断します。
鼻・副鼻腔腫瘍の治療を検討されている方へ
鼻・副鼻腔腫瘍の治療では、
- 経過観察
- 手術による摘出
といった選択肢があります。

当院では、
- 良性腫瘍に対する内視鏡下手術
- 悪性が疑われる場合の速やかな専門施設紹介
を含め、患者さんにとって最も適切な対応を選択します。
まずは外来でご相談ください。