扁桃周囲膿瘍切開排膿術
― 膿を排出して炎症を改善する処置 ―
扁桃周囲膿瘍とは

扁桃炎が進行し、扁桃の周囲に膿がたまった状態を扁桃周囲膿瘍といいます。
症状として
- 強い喉の痛み
- 発熱
- 飲み込みにくさ
- 口が開きにくい
- 声がこもる
などがみられます。
多くの場合、早期に膿を排出する処置が必要になります。
治療
膿がたまっている場合には切開して排膿する処置(切開排膿)を行います。
局所麻酔を行い、膿瘍部位を小さく切開して膿を排出します。
処置自体は数分程度で終了することが多いです。
抗生物質による治療を併用します。
重症化する場合について
扁桃周囲膿瘍は、進行すると
- 強い腫れ
- 嚥下困難
- 呼吸が苦しくなる
などの症状が出ることがあります。
まれではありますが、腫れが強くなると気道が狭くなり、呼吸に影響が出る可能性があります。
そのため、症状や全身状態によっては入院治療が必要になる場合もあります。
入院が必要な場合
以下のような場合には
- 全身状態が悪い
- 膿瘍が大きい
- 気道への影響が懸念される
などの理由から、入院による治療が望ましいことがあります。
その場合には速やかに適切な医療機関をご紹介します。
まずは外来でご相談ください

扁桃周囲膿瘍は早期に適切な治療を行うことで症状の改善が期待できます。
当院では診察を行い
- 外来で治療可能か
- 入院が必要か
を判断します。
のどの強い痛みや飲み込みにくさがある場合は、早めの受診をおすすめします。